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FC (Fibre Channel)の概要と評価・測定

このページで紹介している内容
  1. FCとは?
  2. 物理層特性の評価
  3. 測定ソリューション
  4. 関連製品
  5. 関連リンク
 
1.FCとは?

ANSI T11委員会(The American National Standards Institute T11 technical committee)において規格化されている、ハイスピードディジタル伝送に関する標準です。FCではTCP/IP、ATM、SCSI等のプロトコルをサポートできるため、今までのネットワークを統合する事ができ、ストレージデバイスをネットワークに直結すること等が実現可能になります。

FCにはメタルケーブルで接続する方法と光ファイバケーブルで接続する方法の2種類があります。光ファイバケーブルや光送受信器は高価なため、比較的距離が短い接続等には、廉価なメタルケーブル接続が普及しています。最大伝送距離は伝送レート及び伝送媒体によって異なります。表1に代表的な伝送媒体と伝送レートを示します。詳細は、ANSI T11委員会JDSF(Japan Data Storage Forum)のホームページをご参照下さい。

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2.物理層特性の評価

表1 伝送媒体とレート (クリックで拡大)
表1 伝送媒体とレート (クリックで表を 拡大)

物理層特性はANSI FC-PH(Fibre Channel Physical and Signaling Interface)、FC-PH2、10GFCによって規定されています。表2に主な測定項目と必要な測定器を示します。測定器単体で測定可能な項目もありますが、複数の測定器を組み合わせてシステムアップする必要がある項目もあるため、規格に適合した評価(正確な評価)を行うためには、規格を熟知したうえで測定器の選定を行う必要があります。

主要測定項目と測定器

 

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3.測定ソリューション

3.1 光・電気の正確な波形取得

オシロスコープでFCの波形データを正確に表示する為にはデータからクロックを再生する必要があります。リアルタイム・オシロスコープでは捕捉した信号をソフトウェアCRU(Clock Recovery Unit)を用いる事によりクロックの再生が行え、サンプリング・オシロスコープではハードウェアCRUを用いる事によってクロックの再生が行えます。但し、リカバリクロックの場合、CRUのループ帯域幅が観測波形データに影響するため注意が必要です。図1にCRUのループ帯域による波形への影響を示します。測定対象信号は4GFC(λ=850nm)で(a)は狭帯域CRU(ループ帯域30kHz)、(b)は4GFC規格準拠CRU(ループ帯域2.55MHz)を用いた例です。マスクマージンが(a)では35%なのに対して(b)では50%になっており、測定に用いるCRUが観測波形へ顕著に影響を与えるという事が分かります。

Infiniium 54850Aシリーズ、DSO8000シリーズのリアルタイム・オシロスコープは、理想的なソフトウェア方式のCRU機能を内蔵し、正確な波形データの取得を可能にします。また、86100C infiniium DCAサンプリング・オシロスコープとDCA用CRU 83496A+DCAプラグインモジュールを組み合わせれば、サンプリング・オシロスコープにおいても正確な波形データの取得を可能にします。

(a) CRUのループ帯域30kHz (b) CRUのループ帯域2.55MHz

図1 CRUのループ帯域による観測波形への影響

 

光波形の評価を規格に準拠して行うには、オシロスコープの周波数特性(4次のベッセルトムソンフィルタ)が重要となります。周波数特性は各規格(伝送レート)で定められており、対象の規格に準拠している必要があります。また、O/Eモジュールの感度特性も観測波形データに影響するため注意が必要です。図2に同一光源を用いて測定した波形の感度特性による差、図3に同一光源を用いて測定した波形の周波数特性による差を示します。Infiniium DCAプラグインモジュール 86105B、86105Cは10Gb/s帯までのアプリケーションにおいて優れた周波数特性と感度特性を有しているため、正確な波形データの取得を可能にします。Infiniium DCAシリーズはその他にも多数プラグインモジュールをご用意しているので幅広いテスト環境を提供可能です。

(a) 感度が不十分な場合 (b) 感度が十分な場合

図2 感度による観測波形の差

 

(a) 周波数特性が悪い場合  (b)周波数特性が良い場合

図3 周波数特性による観測波形の差


3.2 その他の測定ソリューション

表3にアジレント・テクノロジーの測定ソリューションを示します。物理層からプロトコル層まで幅広いソリューションを提供可能です。

表3 測定ソリューション一覧

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4.関連製品

各製品、ソリューションについての詳細は以下のリンクからご覧下さい。

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5.関連リンク

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