Droop/Drop テストはUSB2.0 Low・Full・High スピード製品共通のコンプライアンステストで、ホスト(システム)とハブにのみ設けられています。ホストやハブにおけるVbusへの電力提供低下は、接続されているUSB機器の動作を不安定にしてしまいます。このテストではVbusの電圧を測定します。
Dropテスト:USBの仕様は、セルフパワーUSBポート(ホストかセルフパワーハブ)はVbusに4.75V〜5.25Vの電圧を供給しなくてはならないと定めています。また、バスパワーのハブはVbus に4.40V以上の電圧を供給する必要があります。この値を測定します。
Droop テスト:隣接デバイスが接続された時のVbusのDroop電圧が330mV以内であるかを評価します。
テストはUSB-IF作成のテストプロシージャーに沿って SQiDD冶具と対象製品をつなぎ、デジタルマルチメーターやオシロスコープで測定します。Droop の場合は、計測データをMatlab解析ソフトウェアとUSB-IF作成のMatlabスクリプトを使用しての解析も行います。USB製品と通信を確立させるためのPCも必要になります。
評価される項目は下記になります。
- Overall Result (総合評価)
- No Load Voltage:
- Loaded Voltage:
- Voltage Drop:
- Droop Voltage:
従来はMatlab 解析ソフトウェアとUSB-IF のMatlabスクリプトを用いてDroop評価を行うために、下記の準備や設定、Matlab解析ソフトの学習が必要でした。
- PCとDUTの通信確立
- オシロを手動で設定
- 波形の補足とPCへの転送
- データの加工
- データの変換(.tsvタイプ)
- Matlabスクリプトのインストール
- Matlabでの複雑な解析作業
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Agilent のソリューションでは赤いフォント部分をAgilent が行います。Matlab 実行環境とMatlabスクリプトを内部に搭載したInfiniium オシロスコープUSBテストオプションならば、Droopの波形補足、USBテストをInfiniium内でUSBテストオプション走らせるだけになり、従来よりも高速なDroopテストが行えます。外部PCへのデータ転送や、データ-解析、Matlab の習得はもう無用です。
| Droop/Dropテスト対応Agilentのソリューション |
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| 全スピード共通Droop/Dropテスト |
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- 4チャネルの Agilent Infiniium オシロスコープ全機種
- Infiniium USBテストオプション (Matlab実行環境・USB-IF Matlabスクリプトを含む・SQiDD Low/Full スピード用冶具標準付属)
- Agilent 34401A デジタルマルチメーター
- 50Ωと10Ωの抵抗(または、100mAのロードボードと500mAのロードボード)
| 仕様書の参照ページ・テストプロシージャー参照ページ |
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本テストの詳細の仕様に関しましては、
- USB2.0仕様書の第7章、セクション7.2、7.2.2(Drop)、7.2.4(Droop)などをご参照下さい。
- USB-IF Full & Low Speed Compliance テストプロシージャー セクション B.2 をご参照下さい。